資本主義では労働者は一生豊かには慣れないの法に縛られております。その仕組みを今回は解説していきたいと思います。資本主義は資本家が資本を蓄積するために存在する仕組みです。名前の通り資本主義なんです。○○主義の○○は重視されるそのものが一番優先されるもののことを言うのです。
資本主義で生きているのに「お金がすべてじゃあない」とか「他の幸せがある」とか言うのは簡単です。しかし、お金のために人生の大半を過ごしながらそういうことを吠えるのはナンセンスです。お金持ちになってから吠えましょう。
資本家に資本が蓄積する仕組み
大前提ルールですがお金は次のお金を読んでくるために使うものです。自分が楽しむためのものに使うのではないです。これは資本家が理解していることですが僕たち労働者が全く理解していないことです。
資本主義はお金を集めるための仕組みを作ったものの勝ちです。どれだけ働こうが働いたものには時給程度の額しか入っては来ないのです。功労者は必要ではなく仕組みがすべてです。
他人の看板と金で仕事してるのにイキってる皆さん! pic.twitter.com/TrU1biS0R3
— Yohei Shiraishi (@yh_shiraishi) December 18, 2019
商品の売買のみ
資本を増やすには商品の売買のみしかありません。人間何かしらを売ることでしかお金を得ることは出来ないのです。それは鉛筆でもいいですし、消しゴムでもいいですし、サラリーマンが売っているのは自分の労働力なのです。
資本家は労働力を買って自分の商品の生産に労働力を当てます。
労働者ではお金持ちになれない
労働力は時給で借りられる道具のようなものです。詳しい話はサウザー氏の考え方を参照してほしいですが労働者は労働力再生産のための(明日も仕事に元気に来るための)給料しか与えられていません。
例えば、あなたが温泉を掘るとしたときに道具をレンタルします。掘削機です。1日のレンタル料が1万円だとして温泉が出たときにがっつり儲かります。温泉で儲かっているときに掘削機のレンタル屋さんが来てあなたに文句を言います。
テスラお前、儲かっているんだからレンタル料もっとよこせよでも、到底無理な話です。最初から約束は1日レンタル1万円です。それ以上もそれ以下もあり得ないのです。
この場合の掘削機がサラリーマン、あなたが資本家に当たります。
資本家は商品が売れないとしてもサラリーマンに給料は支払い続けないといけません。賃金の支払いは資本家の責任です。
あなたは温泉を掘り当てるために掘削機を借りますが、掘り当てられないからと言ってレンタル料を負けてもらうことは出来ないのです。当然あなたはレンタル料を約束通り払わないとならないのです。
会社が儲かろうが労働者には関係ない
会社によっては多少の給金の多寡はあります。しかし、労働者は労働力再生産のための賃金しかもらえません。会社の景気などは関係ないのです。契約によって定められた給料だけしか与えられません。
明日も会社に来るための給料以外にはもらえないので、それを消費していてはうまく資本的な豊かさを享受することは出来ません。その給料を節約により耐え忍んで蓄積してうまく資本家にへの道を歩むしか資本化になる道はないのです。
まとめ
就職にでいい企業に入れたとてその後の人生は十人十色です。どれだけいい成績を納めようとも、ご主人の庭で元気に動けただけで、ご主人の機嫌次第でどうにデモされてしまう存在には変わりがありません。
大事なのはぶんをわきまえること、それが嫌ならば自身の力で資本家への道を歩み始めるしかないのです。それが自由に働けるという真の意味での唯一の方法です。
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