勉強_書籍

【ぼく街】こと「ぼく、街金やってます」。文章版ナニワ金融道が勉強になる。

皆さん。
テツクル氏はご存じでしょうか??
僕も詳しくは存じませんでしたが、街金を生業とするお方です。

最近、街金の自伝を出版されたので、ブックレビューをしたいと思います。
なお、この本はtwitterインベストメントからの提供を受けた1冊となります。

マッキー
マッキー
その節はどうもありがとうございました。

街金ご存じでしょうか?

街金についてどれほど知っているでしょうか?
何の略なんだ?
皆さんまずはウシジマ君を想像しちゃうでしょう。

闇金とおんなじじゃないの?
違います。
イメージは限りなく闇金と近いですが違うみたいです。

闇金と明確に違う点それは

きちんと開業届を提出して営業している
法定金利で運営している
違法行為は何一つない

つまりテツクル氏は善良な市民なのです。

ただし、金利は法定規則めいっぱいですし、
そこに集まるお客さんたちはぎりぎりのラインを生きる人たちです。

マッキー
マッキー
そこが面白い

「ぼく、街金やってます」その内容とは

本書は200ページくらいありますがすぐに読み終えます。
それはテツクル氏の文才によるところと
何より登場人物同士の織り成すエピソードの数々が純粋に面白いのです。

テツクル氏誕生の歴史

テツクル氏は24歳のころ東京で社長をしておりました。
イケイケかと思いきや、資金繰りにあえいで街金に手を出します。
借金をしたわけです。
その時の金利はトイチ(十日で一割だったとか)
闇金なんじゃないの?
あっという間に返済期限に間に合わなくなったテツクル氏は
借金のカタに福岡の地で、街金マンとしての人生をスタートするのでした。

街金のお客さんたちはそりゃあぶっ飛んでいる人も多いのですが、
街金側も相当ぶっ飛んでいるのだろうという話が伺えます。

取り立てでほかの街金とかぶったらぼこぼこにされたり、
探偵につけられたりとたくさんのエピソードがあります。

見どころ 悲しくもおかしい債務者たちのショートショート

テツクル氏創成期の後は、テツクル氏が体験した債務者やブローカーたちとの楽しいエピソードが
てんこ盛りにつづられております。

どうしてそういう発想になったんやと突っ込みたくなるような債務者や、
タイの王族にマンションを売ろうと画策するもの
他人の不動産を担保にお金を借りようとするもの
地面氏と呼ばれる人たち。

街金はこんな人たちを相手にしのぎを削っているのかと
感心するばかりです。

きっと想像を絶するほどのタフネスを備えないと生きていけません。
良い子してると一瞬で債務者や金主に丸裸にされてしまうことでしょう。

コラムも見どころ

街金の豆知識なるものも用意されており街金に少しでも仲良くしてほしさを感じ取れます

  • 街金はもうかるの?
  • 金融業界超やばい話
  • 担保と競売
  • 街金やるにも資格が必要
  • 支払いは振り込みで
  • ブローカーさんたちはこんな人たち
  • 街金と地面師
  • 丸裸の「信用情報」
  • 街金はこんなことで困ってます
  • 街金とキャッシュ
  • 街金と連帯保証人
  • 街金ご用達の車
  • これは個別のテツクル氏のエピソードに出てくる専門用語を解説するようなもので、
    初心者でも理解しながら読み進めることができます。

    テツクル債務者と語る

    街金と上手に付き合う謎の男。「あくのふどうさん」の登場です。
    この章はあくのふどうさん氏とテツクル氏の対談の章となっております。
    返済が滞ったことのないこの方は何を隠そう不動産屋さんなのです。

    イメージだけで悪く言われる街金ですが街金は普通の金貸しであることが思い出させられます。
    街金は融通がほかのものよりもききやすく、条件も緩いので使いやすいと。。。

    たとえ15%の金利であろうとも、それを超える儲けを計算できれば普通に借金する。
    とあくのふどうさん氏は言い放ちます。

    やはり、街金の仕組みは悪くなく
    使う人間が闇金を悪く見せることが多い。
    ということがここで再認識されるでしょう。

    そんな二人が出会ったのはtwitterの世界だったと。
    twitterには夢がありますね。

    最後に

    まるでライトノベルバージョンの
    「なにわ金融道」。

    ぼく、街金やってます。
    決してマネーリテラシーを成長させるものではありませんが、
    こういう人がいるのか!?

    いい社会勉強になったな
    こうならないように注意しなきゃ
    と思える1冊です。

    この世界で生きているテツクル氏のずぶとさに感嘆します。

    早く体よくなってくださいね。

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