精神論

お前など誰も見ていないの精神で頑張れ

2次試験の1週間前、僕は玉砕した

17歳、冬。田舎の高校生にはよくある話だ。僕は恋をした。
同じ学校に通う、東大クラスの女の子。
おしとやかで花のように笑う女の子。
なぜだかよくわからない。
でも僕は好きになった。
高校三年間を部活のみに費やしてきたあほクラスの僕にとって、
東大クラスの女の子が接点がないことなど火を見るよりも明らかだった。
卵が先か、鶏が先か、僕は受験勉強を始めた時に持ち前のコミュ力(笑)を
駆使して東大受験のずっともに勉強をモーレツに聞きに行っていた。
いつの間にか東大クラスに行くとその子が目に入るようになり、いつしかその子目当てでクラスに通うようになっていた。
仲の良い友達にも相談した。反対された。
うすぐ卒業だし、何より志望校が異なるため離れ離れになるのは明白だった。
冷静に考えればすぐわかる。

センター試験が間近に迫ったこの時期に恋愛にうつつを抜かすなど言語道断だった。でも僕は相談を聞いてくれる友達に言った。
「俺、センター試験終わったら告白するわ」

勝算はあった。毎日あの子のいる教室に通っているではないか。
毎日朗らかにあいさつを交わしているではないか。
僕の好意は伝わっているはずだし、
きっとあの子も僕のことを好いているはずだ。
何度か一緒に下校することもあった。
相合傘をしたこともあった。
正直、好き好きアピールをビンビン感じていた。

「寒くなると手をつなぎたくなるね」なんて言いながら
触れえるか触れないかくらいの手の距離に
ドキドキしながら下校したりもした。
耳が赤くなっているのがばれないか不安だった。

センター試験の次の日

僕は彼女を呼び出し、素直に告白をした。
漢は直接堂々と思いを伝えるべきだ。
「好きだ」の言葉が出ない。
何度も練習したのに、肝が据わっていることで有名だったはずの俺が。。。
もう答えだって決まっているではないか、、、、
いうだけなんだ。さぁ、早く。。。。。。


「私、付き合わないから。好きでもないし。」
僕は言葉が出なかった。
振られたのである。二次試験まであと2週間。
なんで、、、、
頭の中が真っ白だった。

何もやる気が起きなくなった。
僕は二次試験までの2週間、
現実から逃げることに終始した。

結局僕は大学受験までの2週間で、
司馬遼太郎の「坂の上の雲」「項羽と劉邦」「燃えよ剣」「覇王の家」
を読破することに費やした。

結果は惨敗。浪人をすることになった。

僕のみっともない話は以上

なんか自分の話に自分で悦に入ってしまって本分を忘れているが、
結局僕がしていたのは勘違いだったってことだ。

僕は自己中心的に僕がこれだけアピールしているし、
相手も笑っているからあの子は僕が好きなはずなんてことを考えていた。
だけど実際は僕が相手は僕に絡まれたから相手をしていただけで、
僕のことなんかこれっぽっちも気にしていなかった。

あの頃は世界は僕にやさしくできてるって思ってたし、
僕が主人公くらいに考えていたから、脳みその中お花畑だった。

ちょっとやそっとの努力を見てもらえるのは大間違い

もう、テーマと書いてることがぐちゃぐちゃだけど、そういう話がしたい。
例えば昨日電車に乗ったとし隣に座った女の人を覚えているだろうか?
覚えていない。
でも隣に女性が据わったときにきっとどこかでちょっと期待して、
自分の見た目を気にしたり、髪をいじくったりした経験はあるはず。
だけど、その程度で自分に対する評価が変わることなんてない。
隣に座った女の人が口紅を塗りなおしたところで、
髪を切ったところで好きになるなんて怒らない。逆もまたしかり。

自分の評価を変えたくば、相手に働きかけるよりも自分が変わる不断の努力

僕は、筋トレをずっと続けてきているがそれは自分が強くなりたいからだ(あわよくばもてたい)。
でも筋トレしたときに、筋肉ムキッてやっておれこんなに変わったんだとか言い出すのはよくない。高校の時の僕のように自分よがりなアピールをしてしまっている。
筋トレをしていることは黙して語らず、ある日ふと女性が思うわけだ。
「この男筋骨隆々でいいホルモン出てるじゃあない」
こうなったとき僕の努力は報われる。

相手にの好みの研究も大事だけど、
相手に尽くすことも大事だけど、
ふさわしい人間になれるように人間を進化さえることも大事だよ。
黙って行動あるのみ。

冒頭では「お前の努力など誰も見ていない」だけど
「誰か気づいてくれるまでやってみろ」の裏返しだよ。

 

僕の高校の時の話は蛇足だったな(笑)。

 

以上。