小話

マクロの最適行動と、ミクロの最適行動は違う。

コラム的な話になります。マクロで見た時とミクロで見たときの最適な行動は違うという話になります。もっとわかりやすく砕くと、人間全体で見た時とあなた個人で見たときとでは有利な行動選択が変わってくるというものです。全体的に見たときの最適な行動と局所的に見たときの最適な行動は違うということです。

そして、あなたが備えるべきはミクロで見たときの最適行動を選びれることです。自分が幸せにならないと全体最適のことは見に行けません。残酷な世界ですね。2つの例から説明しましょう。

あなたにとって一番いいことは何なのか
あなたの頭で考えて欲しい

世の中にはたくさんのあなたの行動を促す情報があふれています。その中であなたは感情を動かされなにがしかの行動選択をします。その結果何が起きるのかをきちんと考える必要があるのです。

それは全体最適を考えたマーケティングの手法によって促された行動である可能性があるからです。あなたの行動は企業やその他、仕掛けた側の好きに操られている場合が多くをしめます。

多くのブランドでは広告費が割と多く使われています。それは注目度を増やすという目的ももちろんありますが、ブランドイメージを作ったり、あなたの行動をうまく操ってお金を搾り取ろうとするために使われる広告費でもあるのです。

かっこよく見えるiphoneやスポーティに見えるnikeのトレーナー、他にもたくさんの広告費が常識を錯覚させるために、あなたに買わせるために使われているのです。

子供を産むのが良いのか産まないほうが良いのか

世間では少子高齢化が叫ばれて久しくなります。うまくいかない少子高齢化対策は何が原因なのでしょう?そんなことに切り込むつもりはありません。この場合で言うところの全体最適はもちろん若者の多くが子供を産み日本の人口ピラミッドを底支えすることです。

わかってはいますが何故子供は増えないのでしょう。それは今の日本は若者が生きるのにはあまりにも生きづらいという現実をみんなが知っているからです。つまり、個別最適な行動を選択した場合、日本人は子供を産むと(お金持ちとかでない場合)経済的に困窮する未来が見えるからです。

病院を見れば半数以上が老人、そのために割かれる税金の大半、これからますます膨らみそうです。加えて手取り年収は下がる一方で、消費税の増税も待ったなしです。

老人を支えるために僕たち若者は必至で働く以外の道は残されていません。車離れ、○○離れが叫ばれるのはそういうことにお金を回すしかないからです。日本全体で見たときに子供を産むことが必要なのはわかりますが自分の子供が苦しむ未来は嫌ですね。

家畜に見る競争戦略

今、鶏は全政界に214億羽いるらしいです。これは数だけで見たら、人口の3~4倍の数があり、繁殖数で言えば人間にはるかに勝ったといえるでしょう。種全体で見たときに子孫を繁栄させることが目的ならば鶏は人類に大勝利です。

しかし、いったんその全体を捨ててみたときに、個別の鶏にスポットライトを当てるとどうなるでしょう。

鶏は飼育小屋で卵を産み落とされます。有精卵の場合は生まれることがなく出荷され、生まれる前に店頭に並びます。

肉用の鶏の場合信じられないくらい大きく品種改良されており、不自然なサイズに成長します。ただただ食うだけの生活を送ったのちに殺されてごはんです。

卵用の鶏の場合は、卵が産めなくなるまで毎日卵を産み落とします。産めなくなれば、処分か養鶏場の人に食べられて終わりです。

個別で見たときにこんなにみじめに生涯を送るのはまっぴらです。人間はとても業が深い生き物だと改めて思います。人間に生まれた人はすべからく人間に生まれ変われないかもしれません。

人間のことを上に見ている時点で間違いかもしれません。

とにかく、鶏は全体で見たときにとても成功したモデルですが、鶏一羽を個別に見たときにはとても幸せだといえません。

まとめ

いろんな行動はどこの視点から見るかで、いい、悪いというのは簡単に入れ替わったり違うものになったりします。CMを見てよいと思うのもかまいませんが、誰にとって得なのか、その結果どのように転ぶのかを考えてください。

そのうえであなたが納得した決断や、あなたにとって特に働く方の選択肢を選んでほしいと思います。

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