就活

大学に行く意味?大学の目的と行く意義について就活抜きで考えた。

最近では多くのインフルエンサーが大学など行かなくても、人生大丈夫、自分で自分の人生を切り開いた人の方が強い。リストラにあってしまっては無理して大学に進学したメリットがない。とか本当に大学不要論が飛び交っています。

では、大学に行く必要が本当にないのか大学院まで進学した僕の視点から考えてみたいと思います。

結論から申し上げると大学には行った方が良いと思います。明確な大学に行かない理由がある人を止めるつもりはありませんので、無理に行ってほしいわけではありません。

大学は本来研究を行う場所、勉学に励む場所、文化を深める場所であるからです。

僕が大学に行って良かったこと
多くの価値観に触れられた

社会で大学ほど自由な空間は存在しないと思います。浮浪者みたいな恰好で出歩く人、何日も学校に来ない人、レポートだけ人から借りてうまく単位を取る人、みんな自由なことが当たり前です。

高校で着せられていた制服もありません。自分でビジネスをやってもいい、本当に犯罪やモラルに反していなければ何をしても構いません。

テスラ
テスラ
俺は小さいころからそうだったし

そういう人は最初からそうでしょう。でも、大学ではすべての人がそういう状態になるのです。4年後に卒業するという縛りがあるだけで本当に何をしてもいい。そこで出会う人々の価値観は本当にたくさんのことを学ばせてくれます。

僕は浪人をしてまで大学に進みましたが、自分の人間としての価値観は大きく揺さぶられた気がします。高卒や中卒で働いてきた人も、その6年間で同じく価値観は揺らいだことでしょう。

しかし、大学には様々な人がいてその人の数だけ価値観があります。お金がある方が偉い、偏差値の高いほうが偉い、そういう価値基準のすべてが取り払われた中で生活します。定規がなくなりこんなに自由になれたのは幼稚園の時か、小学校以来だとい思います。

そして、そんな時代は大学卒業した後、サラリーマンにとっては2度と戻っては来ないのです。いろんな人と接する中でこうなりたいと思う人や親友だと思える人にも出会えました。

他の人の価値観に文句を言わない、許容できる力や思いやりの力も大きく付いたと思います。

勉学の場、文化の場

大学というのは本来就職の前に通う学校ではありません。学術を行う場所です。なぜ、こんなにも就職予備校としてのもてはやされ方をしているのでしょうか?偏差値の高い学校へ応募が殺到するのでしょうか?

それは就職がどうのこうのではなく、やりたいことを皆さんが見つけられていないからです。本来であれば、応募する大学というのは自分がやりたい研究に力を入れている大学、目的に則した大学であるはずです。

それなのに、やりたいことが明確にないために、脳死した人がとりあえずの消去法で選ぶ職業がサラリーマンであり、取り合えず高く評価されそうな、偏差値の高い学校に殺到することになります。僕も実際はそうでした。

そういう行為は大学不要論の温床になります。

好きなことで生きていく

YouTubeの合言葉に使われていきたこの言葉ですが、大学こそやりたいことで生きていかせてくれようという施設ではないでしょうか?分野は知的好奇心に限られますが大学では知りたいこと、やりたいことについて誰も咎めませんし、むしろそれが有用であると認められた場合にはお金がもらえることだってあります。好きな研究で食っていけます。

YouTubeと何ら変わりません。やりたいことで生きていくことを声高らかに歌う人たちは、大学もむしろ推奨するべきでしょう。

大学の勉強なんて家で教科書を買ってやればいいといった方には本当に無理だとお伝えしておきます。理系でいうと教授が教えて下さる知見が何よりも効率の良い学びですし、実験器具なんて個人で考えるといくらあっても足りない額が必要になるからです。

文学部の授業でいうと文学作品を読むだけではありません。作者の人生経験を事細かに分析しながらその1文で使われた文章表現への影響等をつぶさに分析してくれた教授の授業が受けられるのです。自分で小説を買ってきて読むのは不可能です。

大学は来たい人が来るところ

結局は大学は学術の場であって人生の目的を見つける場でもないし、就職の準備をする場所でもないのです(本来は)。大学に行ったのに、リストラにあったなんて言う人は大学を勘違いしています。

大学に行こうが行くまいがリストラに合う人は合います。会社はお金儲けをする機関です。お金に対して合理的な決断を下すだけです。大学に通っていたかは判断基準の一つにしかなりません。

大学も、会社に必要な人材や稼げる人間を輩出する義務なんてないのです。就活から大学を不要と判断するのはやめましょう。やりたいことが他にある人は大学に来る必要はないと思います。

願わくばやりたいことがない人は研究をしに大学に来てみてください。自由な空気を吸ってほしいと思います。

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